へっぽこPSW もちもち☆もっちーのつぶやき

障がいのある当事者で、就労支援事業所で働くPSWの私が、自分の経験や障がい福祉に関する情報などを書いています。

親亡き後

(クレープ食べたいなぁ~♪)

 

皆さんおはようございます(*'▽')

 

実は昨年の年末、友人から「父が亡くなりました」というLINEが入りました。

 

突然の話でビックリしたのと同時に、

 

「もしこれが自分の親だったら…」という不安に襲われました。

 

私の両親はともに70代前半。

 

父親は前立腺がんで放射線治療を受け、現在経過観察中。

 

母親も2年前に人工股関節を入れる手術を受け、現在も通院中。

 

重病というわけではないけど、決して健康というわけでもなく、

 

いつ何があってもおかしくない…という不安が拭えません。

 

妹みたいに健康で、安定した収入を得られていれば何の不安もないのですが、

 

私は持病があって、完全自立できるだけの収入があるわけでもなく

 

両親に依存しきった生活の中で、何とか生活できています。

 

両親からも「自分たちがいなくなったら、お前は本当に大丈夫なのか?」と

 

心配されているのが現実で、その言葉を聞くたびに「申し訳ない」という気持ちでいっぱいです。

 

子供のころに夢見ていた理想の人生は…

 

「好きな仕事で安定した収入を得て、妙齢になったら結婚して、子供を産んで、

 

たまに両親のところに孫の顔を見せてあげて…」というものでした。

 

でも、現実では病気になって、なかなか就職先が見つからず、

 

ずっと非常勤の仕事しかしたことがなくて、

 

40代後半になっても親がかりの生活をしている…。

 

ある部分ではかなり親不孝な子供だと思います。

 

でも、最近「親亡き後」のことを真剣に考えるようになり、

 

そのことを両親に話したら

 

「やっとお前も真剣に自分の人生を考えるようになったのか」と

 

なぜか嬉しそうでした(;^ω^)

 

私の中では、仕事での経験から「親亡き後は福祉サービスをフル活用すれば、何とかなる」という

 

根拠のない自信があったのですが、

 

どうもそのフワフワっぷりが、親にとっては心配でたまらなかったみたいです。

 

とりあえず、親亡き後に相談できる人は確保しました(自分より年下です)。

 

両親とは「なるべく妹に迷惑をかけないよう、自分のことは自分で何とかする」と

 

約束しました。

 

そして、自分の職場に定年がないこと、そして副業もOKということが分かり

(これはすごい!)

 

今の会社で「辞めろ」といわれるまで働くことと、ある程度落ち着いたら

 

他の収入源も考えていこう…と思っています。

 

人の縁には恵まれているので、両親にもそのことだけは安心してほしいと伝えています。

 

こうやって現状を書いてみたら、親亡き後を極端に不安がらなくてもいいんだな…と

 

少し気持ちが楽になりました。

 

最後になりましたが、友人のお父様のご冥福を

 

心よりお祈り申し上げます。