へっぽこPSW もちもち☆もっちーのつぶやき

障がいのある当事者で、就労支援事業所で働くPSWの私が、自分の経験や障がい福祉に関する情報などを書いています。

エイプリルフール(;^ω^)

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新年度もよろしくニャン♡

皆さん、こんにちは(^^♪

 

4月も3週間が過ぎ、今までだったら「もうすぐGW♪」とウキウキでしたが、

 

今年は新型コロナウィルスの影響で、すっかり自粛モードです。

 

そして、気がつけばエイプリルフールも自粛モードでしたね(;^ω^)

 

私自身は体調不良だったのもあり、今年はエイプリルフールと無縁かと思いきや…

 

そんなことは関係なく、今年も派手に騙されました(笑)。

 

◆本当は騙すつもりだったのに…

毎年、エイプリルフールで騙すネタを考えるのが楽しみで

 

2週間以上前から「ネタ作り」に勤しむのが恒例でしたが、

 

今年は新型コロナウィルスの影響でそれどころではなく、

 

毎日「自分が感染源にならないように。自分の職場から感染者を出さないように」という緊張感をもちながら、日々を過ごしてました。

 

でも、緊張感ばかりだとストレスが溜まってしまうので

 

「たまにはいいよね~」的な軽い気持ちで、ガス抜きもかねて“ライトな冗談”を考え始めました。

 

「スタバでうまい棒が売っていた」

(実際は、スタバの隣にあるお菓子屋さんでうまい棒が死ぬほどたくさん売っていた)

 

「新しく20歳の男の子が新入社員で入ってくる」

(男性職員を入れてほしい…とは願ってますが)

 

「私、転職します!」

(転職する気は毛頭ありません(`・ω・´))

 

でも、最初からネタだと分かっちゃう内容なので、正直困ってました…。

 

◆それは雑談から始まった…

それは4月1日のこと。事務所で上司と雑談をしていたんですが、ふと私が

 

「今年はエイプリルフールのネタやったら、ヒンシュクですかね?」と話題を振ると

 

社長から「さすがに今年はやっちゃマズイでしょう(;^ω^)」との返答。

 

「もう(エイプリルフールのネタを)やりたくてやりたくて、ウズウズしてるんですけど(笑)」

 

と返す私に、おもむろにもう1人の上司が

 

「それはそうと、もっちーさぁ…社長結婚間近なんだよ(`・ω・´)」と真剣な表情で話を始めたんです。

 

私は内心、エイプリルフールのネタなのか本当の話なのか分からず

 

「えっ、それマジの話ですか?」と聞き返しました。

 

すると上司は「マジだよ。あれっ、もっちーに言ってなかったっけ?」と返してきたので、

 

「全然聞いてない!それ知らない(´;ω;`)ウッ…」と返すのが精いっぱいの私。

 

すると上司は、「実はね…」と話を切り出しました。

 

社長には結婚を前提に付き合っている彼女がいること、

 

2人の結婚を社長のお父さんは賛成だけど、お母さんは乗り気じゃないこと

 

(家を継いでくれるかどうか自信が持てないから…)

 

でも、なんだかんだ言っても結局結婚するんだろうな…という話をされ、

 

私はすっかり信じてしまい、もはやパニックです。

 

「私には彼女いないって言ってたじゃん!嘘つかれた( ノД`)シクシク…」と心の中で叫びつつ、

 

「なんだ、彼女いたんじゃないですか。それならそうと言ってくださいよ(;^ω^)」と

 

返すのが精いっぱい…。

 

すると私のパニックぶりを見て慌てた上司が、

 

「今日はエイプリルフールでしょ(笑)。本気にした?」とネタばらしをしましたが、

 

私の頭の中は完全に混乱してました。

 

そして、深く傷つきました…。

 

◆エイプリルフールなのに、笑えない…

何でこんな気持ちになったんだろう。

 

私が社長のことを好きだから?

 

それは違う。好きとか嫌いとかじゃなくて、もっと深いところで傷ついたんだと思う。

 

きっと「嘘をつかれてた」ということに対して、傷ついたんだと思う。

 

 自分自身の中で、勝手に「この人は私には嘘はつかない」と思ってて

 

エイプリルフールのネタにするようなことはないと信じていました。

 

多分第三者から見れば、私の反応はとても面白かったと思います。

 

でも、面白がれなかった自分が確かにいたのです。

 

今までの私は、エイプリルフールのネタでみんなが愉快な気持ちになれればいいと

 

思っていたので、そのネタで傷つく人がいるかも…ということに思いがいってなかったかもしれません。

 

みんながハッピーになれる嘘って、なかなか難しいですね(;^ω^)

 

◆まさか体調を崩すとは…

今年のエイプリルフールネタのショックは、これだけに留まりませんでした。

 

昼休みに食事を摂った後、どんどん気持ちがネガティブになっていき

 

心がざわざわとし始めました。

 

心なしか涙腺も緩んできています。

 

「ヤバイ、完全に落ちるぞ…」という危機感が私を襲います。

 

そして、その予想は見事的中。横になっている間に意識を失ってしまったのです。

 

私の様子がおかしいのを見つけてくれた利用者さんが、

 

上司を呼びに行ってくれたのですが、目を覚ました時に横にいたのは

 

よりによって社長でした…。

 

「タイミングが悪すぎるよ(;´・ω・)」と声を掛けられ、

 

「調子が悪いときも、自分でもっとコントロールできるようにしなきゃだめだよ」と

 

軽くお説教をされましたが、でもこうなった理由を知ってるから

 

あまりきつくは言われませんでした。むしろ怖すぎるほど優しかったです。

 

新年度早々、やらかしました。

 

こんなつもりじゃなかったんだけどなぁ…。

 

でも、来年もエイプリルフールのネタで盛り上がろうとするんだろうなぁ(;^ω^)

 

◆3週間たったから感じること

エイプリルフールの頃は、全国に緊急事態宣言が発出されて

 

様々な業種で休業要請がかかるとは、想像すらできませんでした。

 

幸か不幸か、私が働く障がい者の就労支援施設は休業要請の対象外となりましたが

 

それでも感染予防のために、緊張感を持った日々が続いています。

 

しかも、いわゆる「3密」予防のために

 

利用者さんに在宅での作業参加をお願いすることになるなんて…。

 

でも、こんなときだからこそ「節度のあるユーモア」を楽しむ心も

 

必要じゃないかな…と感じるようになってます。

 

来年のエイプリルフールは、みんなで笑ってバカネタで楽しめますように♪