あいさつって大事!
皆さんこんばんは(^^)/
最強台風10号が九州に近づいていますね。
台風が通過する地域の皆さん、命を守る行動をお願いします<(_ _)>
どうか何事もなく、無事に通り過ぎてくれますように…。
さて、今日は「あいさつ」についてちょっと考えてみたいと思います。
◆あいさつ、きちんとできてますか?
朝起きて、家族や鏡に映った自分に「おはよう」って言えてますか?
仕事や学校に行って、上司や同僚や先生や同級生がいろいろ教えてくれたとき
「ありがとう」って言えてますか?
ご飯を食べるとき、感謝の気持ちを込めて「いただきます」って言えてますか?
という感じで、日常の様々な場面で「あいさつ」をすることが多いと思います。
私も小さい頃から、家族や学校の先生から「きちんとあいさつをしなさい」と教わり
その通りに実践してきました。
気持ちの良い挨拶は人づきあいの基本だし、日常生活で欠かせない行為だと思っています。
◆あいさつがきちんとできる人は、一般就労も必ずできる
私の職場は障がい者の就労訓練施設ですが、普段から利用者さんには
「あいさつはきちんとしてください」と教えています。
朝出勤したら「おはようございます」
作業が始まるときには「お願いします」
作業が終わるときには「お疲れさまでした」
何か手伝ってもらったり、教えてもらったときには「ありがとうございます」
「ありがとう」と言われたら「どういたしまして」
遅刻したときには「遅くなってすみません」
帰るときには「お先に失礼します」(早退を含めて)
帰る人には「お疲れさまでした」(早退を含めて)
これらのあいさつは、社会人として生活していく上で基本中の基本です。
実際、私が過去に支援にあたった利用者さんの中で
「あいさつがきちんとできる」ことが面接担当の人に評価されて、
就職が決まった…という方もいます。
逆にいうと、挨拶がきちんとできない人はどんなに能力が高くても
なかなか就職に結びつかないのが現状です。
◆日常生活の中での経験も大切
あいさつは施設内だけでなく、家の中や地域で生活していく上では
必要不可欠なコミュニケーションツールだと思います。
家族や友達はもちろん、近所の人にもあいさつができるようになると
「この人は礼儀正しい人だな。親しくなりたいな」と思ってもらえることでしょう。
逆にあいさつをしても無視されたりすると、あまりいい気持ちはしないですね。
もしかしたら人見知りが激しくて、他の人と話すことが苦手かもしれません。
でも、苦手なことを克服するためにも朝昼晩のあいさつはした方がいいと思います。
まずは挨拶から初めて、それから簡単な会話ができるようになって
最終的には世間話もできるようになるのがベストだと思います。
◆「私はちゃんとあいさつしたのに…」
施設の利用者さんからの相談で多いものの中に、
「私は◯◯さんにちゃんとあいさつしたのに、向こうはあいさつしてくれない」というものがあります。
先日もとある利用者さんから「僕があいさつしても、みんな無視する」という相談を受けました。
作業日報を書いていたり、欠席届を書くのに夢中で
あいさつに気がつかなかった…という場合もあります。
でも、中には「僕はあいさつするのが好きじゃない」という理由で
挨拶をしない人も残念ながらいます。
そういう人には
「あいさつは好きだからする、嫌いだからやらないってものじゃない。
社会人として必ず身につけなければいけないマナーだから、
ここであいさつすることを覚えなさい」
と厳しめに注意します。
でも、こだわりが強い人だとなかなか受け入れるのが難しいようで
悩みどころでもあります…。
ただ、この「あいさつをしたのに(あいさつを)返してもらえない」ことがきっかけで
人間関係のトラブルに発展することがあるので、
あいさつする側には
「あいさつをしても返事が返ってこなくても、もしかしたら考え事をして気がつかなかったのかもしれないから、気にしないで挨拶を続けることが大切」
とアドバイスをしています。
◆あいさつから始まる素敵な1日
何度もくどいようですが、就職でも、日常生活でもあいさつができることは必須です。
「あいさつのできる人は仕事のできる人」と言われるほどです。
もし自分が「あいさつするのは苦手だけど、もっと友達が欲しい」とか
「就職したいけど、自分から声をかけるのは苦手なんだよな…」と思い当たるようでしたら
とにかく周りの人にあいさつをすることをお勧めします。
気持ちのよいあいさつができる人には、きっと周りの人も心を開きます。
何よりも自分自身がとても気持ちよく1日を過ごせるはずです。
今日から意識して、周りの人にあいさつをしてみませんか?