母親の誕生日
皆さん、おはようございます(*'▽')
今日は昨日に比べると暖かい朝を迎えました。
そして我が家では、本日は母親の誕生日を迎えました。
先日、市役所から「誕生日のお祝い」(後期高齢者医療の受給者証)が届き、
本日から使える算段となっております。
「あーあ、年取っちゃった…」と嘆いておりましたが
すべての医療費1割はうらやましいぞ!
(私は自立支援医療の適用になる精神科と脳外科の受診のみ1割…)
◆「75歳」とは思えない
後期高齢者医療の受給者証が届く…ということは、
75歳を迎えたというわけで、正直実感がありません。
時折私に吐く毒舌はキレッキレで、40代後半かと思います。
(何が基準でそう思うかは、あくまでも私の主観です)
学生時代と変わらない勢いで吐かれる毒舌は、ダメージ大です。
最近は私だけでなく、父親にも臆することなく毒舌を吐くので
むしろ「リアル40代の頃よりも威力が増してるのかな…」とすら思います。
身体面での老化は確実にやってきてるのですが、
精神面では「強くなってるな…」とさえ感じます。
今朝も仕事に向かう途中の車の中で、お約束のひと悶着がありました(笑)。
でも、もはや儀式に近いものがあるので、
これがないと逆に気持ち悪いです。
◆カアチャンの半生
カアチャンは朝ドラ「ひよっこ」の主人公とほぼほぼ同い年で、
舞台となった茨城県の南東部(鹿行地域)の出身です。
4人兄弟の末っ子で、目立つことが苦手で
でも、母親の手伝いをしながら大きい病気もせずに育ちました。
高校は家政科のある高校に入学し、そこで先生や友達に恵まれ
いわゆる「リア充」の生活を送っていたようです。
多分高校時代に被服や調理の勉強をたくさんしたんでしょう。
私が子供のころ、母親手作りの洋服を着せてもらった記憶があります。
おやつも母親お手製の蒸しパンや、3段重ねのホットケーキなど
夢のような手作りおやつを食べさせてもらったのを覚えています。
高校を卒業後、川崎にある開業医の先生の家で住み込みで働き、
家事一切を任されていたようです。
最初は看護師を目指していたようですが、先生に「看護師は大変よ」と言われ
家の中の仕事をするようになったとか…。
でも、川崎時代に様々なぜいたくを学んだようで(笑)
青春を謳歌したようです。
その後、父親である祖父が体調を崩したため
その介護をするために地元茨城に戻り、近所の工事現場で炊事担当として働くこととなりました。
まさかそれが父との運命の出会いを果たすことになるとは…。
そんなこんなで気が付いたらカアチャンは結婚し、
父の仕事(東北新幹線の線路建設)の関係で栃木にやってきて、
私と妹を授かり、現在に至る…というわけです。
◆「母親にはかなわない」から…。
私は子供のころから手先が不器用で、
物事の手順を習得するのが苦手でした。
母親に「見ればわかるでしょ?」と言われても、ちっとも覚えられないのです。
なので、料理や裁縫で母親を超えるのは難しいと悟り
「それなら勉強で頑張るしかない!」と思った私は、勉強を頑張りました。
「母親の見たことのない風景を見たい」という気持ちがあったのか、
絶対大学に進学するんだと子供のころから思ってました。
ちょっと回り道をしましたが、大学に進学して
精神保健福祉士の国家資格を取得し、
障がい者福祉の世界で働くことができています。
でも、働き始めて改めて母親の偉大さに気づきました。
「家事ができないって結構致命的だな」…と頭を悩ませています。
でも、幸か不幸か障がい者手帳をもらってるので、
いざとなったら福祉サービスを利用して家事を学べばいい…と思っています。
母親はこの考えが嫌いらしいですが…ごめんね、これが私の生き方だから。
最近は「母親は母親、私は私」という考え方をするようになり
余り母親の影響を受けないよう、自分の生活について考えるようになりました。
母親に依存していた自分の生き方を少し改め、
適度な距離感を保ちながら、自分に合った生き方を見つけていこう
と思えるようになりました。
少しは親離れできたのかな?そうだといいけど…。
◆誕生日のお祝いはしなくていいよ
母親からの誕生日にあたってのメッセージです。
母親の気持ちを尊重して、今年は特に誕生日らしいことはしない予定です。
いつもの日常が母親にとって、1番のプレゼントになりそうです。
父親は誕生日を祝わないことに不満のようですが、
母親もいろいろ考えての結論なんだから、尊重してほしいです。
ただ、偶然このタイミングで某メーカー製のマスクが当選したので
誕生日とは関係なく、マスクをひと箱プレゼントする予定です。
マスクに当選した話をしたら喜んでたので、
「本当はプレゼントほしかったんじゃん!」と思う今日この頃です。
こんなお茶目なカアチャンですが、誕生日おめでとう。
いつまでもオトボケなカアチャンのままでいてね♪