無力感と向き合う
(思川桜、満開🌸)
皆さん、おはようございます(^^)/
最近、私の職場ではエコバッグづくりとエコバッグに差し込む刺繍の試作を行っています。
手芸は嫌いではないのですが、どちらかと言えば不器用なので
利用者さんに教えるのに難儀しています。
とくに自分と同じように不器用な利用者さんに対して指導するときは
その出来上がりを見て無力感すら感じることもあります。
◆そもそも「無力感」って?
割とよく使っている「無力感」という言葉ですが、そもそもどんな意味の言葉なんでしょう?
日々の生活や仕事、何かに挑戦しているときに失敗を重ねると
「自分には何もできない」
「自分には価値がない」
「自分にはできることがない」
といったネガティブな感情を感じてしまうことが多々あると思います。
これらの感情を総称して「無力感」と呼ぶようです。
私の場合、1度心が無力感に支配されてしまうと
「もう何もやりたくない。寝よう」となってしまいます。
それまで自分自身の中にあった「やり遂げよう」といった意欲も
「これをやり遂げたらどんな気持ちになるだろう」といった期待感も
一気に吹き飛びます。
やり遂げたときの自分の姿も全然想像できないし、
そもそも「やり遂げよう」という意欲すら、なくなってしまうのですから…。
「どうせ私は何もできない能無し」という気持ちに支配され、
寝ることと食べることと薬を飲むこと以外、何もしたくなくなるのです。
◆仕事の役割で無力感を感じたら…
自分自身の行いに対して無力感を感じる場合は、その無力感を受け入れることで
次に意欲が湧いてくるのを待つことができます。
しかし、仕事をしている中で無力感を感じてしまったら
「もう何もやりたくない」とすべてを投げ出すわけにはいきません。
無力感を感じても、それを押し殺して役割を全うしなければなりません。
正直、その状態の時の私自身の感情はかなり“とげとげ”しています。
私の指示で進めていた作業がうまく進まなかったり、
刺繍で縫い方を教えてもそれがうまく伝わらなかったとき…。
自分自身に対する無力感(指導能力のなさを嘆く)を強く感じると同時に
利用者さんに対して「なんでこっちはちゃんと教えているのに、うまくいかないの?」という
いらだちをも感じてしまいます。
でも、そのいらだちを突き詰めていくと、自分自身の指導力のなさにつながるんですけどね(;^ω^)
無力感を感じても、そのまま指導を続けていかなければならない。
でも、誰も助けてくれるわけではないので孤独感に苛まれます。
自分自身で何とかしなければならないけど、立ち直るまでの力がない…。
「誰かに助けを求めればいいんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
でも、そういうときって必ずと言っていいほど「自分の殻に閉じこもってしまっている」ので
なかなか助けを求められないんですよね…。
頭の中は「私みたいな人間のことなんて、誰も助けてくれない」とメッチャ頑な。
下手したら同僚や上司の藁人形を作りかねない(;^ω^)
あっ、実際藁人形を作ったことはないですけどね…。
◆無力感から脱出する方法は?
正直、無力感から脱出できる方法を知ってる人がいたら
教えてほしいくらいです(;^ω^)
自分自身の中で「こうすれば無力感から脱出できる!」という方法がないので
今のところは「時間薬」に身を委ねるぐらいのことしかできません。
あとは、自分が感じてる無力感をありのままに話し、
それを受け止めてくれる人がいればいいなぁ~とは思うんです。
特に仕事上で感じてしまった無力感を受け止めてくれる人、絶賛募集中です♪
そんなわけで、もうすぐお昼ごはんの時間です。
ご飯の時間ぐらいは幸せに過ごしたいと思います。