へっぽこPSW もちもち☆もっちーのつぶやき

障がいのある当事者で、就労支援事業所で働くPSWの私が、自分の経験や障がい福祉に関する情報などを書いています。

両親がワクチン接種の予約をとれるまで

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こいつの季節がやってきた!

皆さん、おはようございます。

 

栃木県内も新型コロナのワクチン接種が本格的に始まり、

 

一回目の予約で「5分で全枠埋まる」という事態に陥った我が小山市

 

来週から第2回目の集団接種の予約受付が行われることとなり、

 

それと並行して、今週から医療機関での個別接種の受付が始まりました。

 

5月25日現在で個別接種を行う医療機関は3医療機関ですが、

 

今後接種を行う医療機関は増えてくると思います。

 

ガラケーの母親とネットに意外と弱い父親が挑んだ1回目の予約

1回目の予約は電話とインターネットによる予約でしたが、

 

10万人近くいる65歳以上の市民が対象だったこともあり、5分で予約が全部埋まってしまいました。

 

私も母親の予約を手伝いましたが、希望日時を選ぶ画面まではたどり着いたものの

 

希望する枠すべてが埋まってしまい、結局予約はとれませんでした。

 

父親は自分のスマホで予約をしていましたが、

 

まさか「プライバシーポリシー」の同意画面でつっかえるとは…。

 

これは完全に想定外でした(;^ω^)

 

普段スマホでネット検索してる割には、こういう場面は弱いんですね…。

 

でも、これを最初から予測していたのが母親。

 

「お父さん、なんだかんだ言ってこういうのできないんだから(笑)」

 

父親がむっとしてたのがちょっと怖かったです。

 

確かに、父親が予約画面と格闘している最中に何度も私を呼びましたが、

 

私は私で母親の予約に必死で、父親のフォローまで手は回りませんでした。

 

後で妹が「なんで私に声かけなかったの?」と言ってましたが、

 

あなた、8:30はすでに始業時間でしょう…(+o+)

 

(後日妹に突っ込んだら「そういうことなら、時間休取るわよ(-_-メ)」と言われました)

 

また、その当時市役所の改築工事に携わってたツイッターのフォロワーさんが

 

「予約が取れなかった高齢者が、市役所の本庁まで抗議に来てたよ…」とツイートしてました。

そんなこんなで、第1回目の予約で接種できた皆さん…とてもラッキーなんですよ!

 

◆同僚からのLINE

それは昨夜のこと、同僚からLINEのメッセージが来ました。

 

「ご両親、予約取れました?」

 

何のことだか分らなかった私は、同僚に「予約始まったの?」と返しました。

 

すると同僚から「医療機関で個別接種始まったらしいよ」とのこと。

 

そして、同僚から教えてもらった厚労省のワクチン接種のサイトを検索すると…

 

地元小山市で個別接種を行っている医療機関の一覧が載ってました。

 

まだ昨日時点では3医療機関のみでしたが、その中に両親のかかりつけのクリニックが!

 

というわけで、同僚にお礼のLINEを入れて、すぐ両親に報告。

 

するとさっそく父親が市役所のホームページを検索して、

 

集団接種と個別接種の概要を印刷していました。

 

2回目の予約では会場も人数も増え、予約も85歳以上から2~3歳ごとに1日ずつ対象を区切って

 

一度に大量の人が予約に殺到しないよう、工夫がされてました。

 

2回目の接種の1番のポイントは、駅前にある再開発ビル「ロブレ」が接種会場になってること。

 

JR小山駅に直結してるので、車のない人もコミュニティバスや電車、自転車などで来られます。

 

また、回数は少ないですが最寄りの公民館や出張所でも接種が可能なのは

 

移動が大変な方にはいいかもしれません。

 

集団接種以外にも個別接種の予約が可能になったのは、持病のある人にはいいかもしれません。

 

ただ、個別接種を希望する人は「診察を受けた際に予約希望の旨を伝える」とのことで

 

電話での予約は受け付けない…という制約が付いています。

 

◆個別接種の予約を目指した両親

そんなわけで、今朝は個別接種の予約を入れたい父親が朝からソワソワ。

 

私が出勤するのに「おまえ(母親)を病院に下ろしてから、お前(私)を送り届ける」と言い出す始末。

 

「さすがに職員さんも出勤してないのに、朝から並んでるのは変だよ」と私がたしなめ、

 

母親も「あの子を送ってからでも大丈夫でしょ!」とムッとする始末。

 

車の中では「集団接種の1回目の最終が7月25日だから、それまでにできればラッキーだよ」と

 

私が言うと、父親が「誕生日前には接種終わらせたい」という始末。

 

というのも、家を出る間際に以前勤めていた会社の元部下から電話があり

 

「自分、予約取れましたよ♪」と言われたのがちょっと悔しかったみたい。

 

元部下の方は隣町に住んでるのですが、隣町はワクチンの数を一定数貯めてから予約を始めたとのことで

 

市町によって考え方の違いが出たのかな…という感想を持ちました。

 

そして私が出勤してから30分後、母親から電話があり

 

「無事に6月上旬に、父母ともに接種の予約が取れた」そうです(^^♪

 

父親は「これでゴルフに行ける\(^o^)/」と喜んでいたとか…。

 

◆ワクチン接種予約で感じたこと

ワクチンの輸入量や分配の時期など不明な点が多くて、接種計画を立てる行政の方々は

 

本当に大変だと思います。

 

ただ、今回のワクチン接種予約ではインターネットを使った予約が主流となってしまい

 

高齢者の中でもネット環境の整ってる人とそうでない人の間で

 

予約のスタートラインにすら立てない…という方も出てしまったのが、残念です。

 

また、1回目の予約が取れなかった両親(とくに父親)のメンタル面の不安定さが気になり

 

「どんな形でもいいから、早くワクチン接種できるようになればいいな…」と思ってます。

 

なので、医療機関で受けられるようになったのは本当にありがたいです。

 

両親が医療機関で個別接種なので、私は集団接種で受けようかな?と思っています。

 

あと、2回目の接種で高齢者施設や障がい者支援施設、共同生活援助(障がい者グループホーム)に入所されてる方は

 

施設で接種が行われるとのことです。

 

これも安心材料になりますね♪