へっぽこPSW もちもち☆もっちーのつぶやき

障がいのある当事者で、就労支援事業所で働くPSWの私が、自分の経験や障がい福祉に関する情報などを書いています。

怒りの感情と向き合う

(南アルプスの山並み)

 

皆さんこんにちは(^^)

 

今日は勤労感謝の日ですね。今日もお仕事の方、ご苦労様です ^^) _旦~~

 

今日お休みの方、1週間お疲れさまでした。ゆっくり休みましょう ^^) _旦~~

 

さて、昨日は先週に引き続いて障がい者虐待防止研修を受けてきました。

 

昨日の研修で印象に残ったのは、虐待を起こしてしまう要因の中で

 

「自分の中にある怒りの感情のパターンを理解して、回避する」ことの大切さについてでした。

 

これは「アンガーマネジメント」とか「アンガーコントロール」と呼ばれるものですが、

 

虐待を加える側は、その行動を起こすときは決まって「怒りの感情」が伴ってることが多く、

 

言い換えれば、自らの怒りの感情に気づき、何らかの方法でコントロールすることができれば

 

ほとんどの虐待は回避できる…ということです。

 

では、実際に自分が「今自分が怒っている」と理解するには、どんなことをすればいいのでしょう?

 

①自分が怒りの感情を持つときの、相手の行動パターンを理解する

例:自分のことを馬鹿にする言葉を言われる、自分の言うことを聞いてくれない、自分が大切にしている人やモノの悪口を言われる、暴力を振るわれる…など

②自分が怒りの感情を持つ時の、身体の反応を理解する

例:頭が痛くなる、動悸が激しくなる、血圧が上がる、頭に血が上る、落ち着きがなくなる、身体が震える、のどが渇く、呼吸が荒くなる…など

③自分が感じた怒りの感情を言葉にしてみる

例:むかつく、生意気なんだよ、誰に向かって言ってるんだよ、何様なんだよ、馬鹿、アホ、ゴミ…など

   (令和元年度栃木県障がい者虐待防止・権利擁護研修用テキストより抜粋・編集)

 

今まで自分が「怒りの感情」を抱いた場面を、いくつか思い浮かべてみてください。

 

もしかしたら自分が怒るときって何かパターンがあったりしませんか?

 

その時の気持ちや、身体の反応にも思い当たる節がありませんか?

 

私の場合、仕事で自分の出した指示に従ってくれなかったり、

 

頼みごとをして断られたときに「ふざけんなよ!」という思いとともに

 

表情が険しくなり、のどが渇き、口調が激しくかつ早口になることが判明しました。

 

こんな感じで自分の怒りのパターンが見つかったら、それはシメたものです( ̄▽ ̄)

 

でも、そのまま放置してたら怒りの感情がヒートアップしてしまいますよね?

 

そこで必要になるのが「怒りの感情から逃げる」ことです。

 

では、具体的にどのように逃げればいいのでしょうか?

 

①物理的にその場から去る(一時的、永久にどちらでも可)

②相手に背を向ける、もしくは目を閉じる

③深呼吸をする

④水分を摂る 

⑤数を数える

⑥自分の気持ちを落ち着けるための言葉を、心の中でつぶやく

⑦ストレッチをする

 (令和元年度栃木県障がい者虐待防止・権利擁護研修用テキストより抜粋・編集)

 

理想は①ですが、状況によっては難しいときもあるので

 

②と③~⑦を組み合わせて行うと、効果的かもしれません。

 

私は「②と③と④を組み合わせて」実践していることが判明しました(;^ω^)

 

なるべく仕事中は怒りの感情を抱かないように努めていますが、

 

対人援助の仕事をしている以上、時には怒りの感情を抱く場面に遭遇することもあります。

 

そんな時に自分の怒りの感情パターンを理解し、不適切な対応に至る前に回避する方法を知っていれば

 

相手の方だけでなく、自分自身を傷つけることなく済みますね。

 

とても大切な学びの機会を、この2日間で得ることができました。

 

この経験を職場に帰って、仲間にもきちんと伝えたいと思います。

 

それでは、素敵な休日をお過ごしください(@^^)/~~~