へっぽこPSW もちもち☆もっちーのつぶやき

障がいのある当事者で、就労支援事業所で働くPSWの私が、自分の経験や障がい福祉に関する情報などを書いています。

「障がいがあっても働く」ということ

(あと2週間で閉店…ありがとう、タリーズVAL小山店(´;ω;`)ウッ…)

 

皆さんこんばんは(*'▽')

 

今日で11月も終わりですね。

 

ということは、明日から12月。今年最後の月がやってきます!

 

皆さん、やり残したことはありませんか?

 

私はやり残してるものばっかりなので、来月は頑張っていろんなことにチャレンジしようと思います(*^▽^*)

 

さて、私の職場(就労継続支援A型事業所)では、12月からの一般就労が決まり

 

今月末をもって実質的に退所した仲間がいます。

 

「一般就労?就労継続支援A型事業所…何じゃそりゃ?普通の就職と何が違うの?」

 

もしかしたら、こんな感想を持った方もいらっしゃるかもしれませんね(;´・ω・)

 

そこで今日は、障がい者の就労についてお話ししたいと思います。

 

障がい者にとっての「働く」とは?

一口に「障がい者の就労」といっても、様々な形があります。

 

大きく分けると、以下の3種類に分類されます。

①「一般就労(一般枠)」

健康な人と全く同じ雇用形態で働いている(自営も含む)

②「障がい者枠雇用(広義の一般就労、特例子会社での雇用も含まれる)」

障がいや病気の特性に配慮した雇用形態で働いている

(通院のための休みが取りやすい、病気の症状が出たときに休憩することができる…など、病気や障がいがあっても働きやすい環境になっている)

③「福祉的就労

障害者総合支援法に基づいた福祉サービス利用の支給決定を受けて、就労支援を行っている事業所を利用する(就労移行支援、就労継続支援A型、B型)

 

理想は①と②を足して2で割った形態なんですが、

 

企業で働くことが難しい人もいるため

 

福祉サービスとしての就労支援事業所で、福祉的就労を選ぶ方もいらっしゃいます。

 

どの雇用形態を選ぶにしても、自分の意思を大切にしたうえで

 

主治医の意見、相談員さんのアドバイスなどを参考に

 

ベストの働き方を選べるのがいいのかな…と思います。

 

◆私の経験

自分の体力や障がい特性を考えると、健常者と同じ土俵で働くのは難しいと感じるので

 

障がい特性や症状に配慮してもらえる「障がい者雇用」の形態での就労が

 

自分に合っているかな?と思っています。

 

うつ状態が酷かったころ、福祉的就労(就労継続支援A型事業所)をしていたこともありましたが、

 

元々福祉施設で働いていた人間が利用者になることで、職員さんも私自身もやりにくさを抱えてしまったことがあります。

 

また、私自身もA型事業所を利用するのは「一般就労に向けてのリハビリ」と考えていたので

 

あまり長期間での利用は考えていませんでした。

 

結果として障がい者枠での一般就労をすることができたのですが、

 

自分の経験を利用者さんに押し付けることはせず、

 

「あくまでも私の経験だけど…」と参考程度に聞いてもらい

 

そのうえで利用者さん自身が「自分の意思で」どのような働き方をしたいか

 

決めることができるようになればいいな…と思っています。

 

◆働き方は生き方にもつながる

人生の中で、働くことはとても大切な経験となります。

 

働くことを通して社会とのかかわりを持ち、自分自身も社会の一員として

 

地域の発展に貢献していることを実感できるからです。

 

また、働くことで得られた報酬(お給料)は生活に潤いをもたらしてくれます。

 

好きな食べ物や洋服、自己実現のためのツールを買うこともできるし

 

趣味のために使えば、心の安定も図ることができます。

 

もちろん貯金することも大切ですし、地域の様々な活動を助けるために

 

寄付をしたりするのもありですね♪

 

私は給料でノートパソコンやスマホを買い、ツイッターやブログの発信を通じて

 

多くの人とつながることができ、楽しい日々を過ごすことができてます。

 

◆おわりに

今日は障がい者が「働く」ことについて、自分の経験や考えを簡単に書いてみました。

 

本当はまだまだ書きたいことがあるのですが、それはまたの機会に…。

 

多分次回は「福祉的就労」についての特集になるかな?